「読書が好き」「ダークファンタジーが好き」「ノスタルジックが好き」「お酒が好き」「オシャレな空間が好き」そんなすべてを叶えてくれる【BAR 十誡】。銀座の地下にあるブックバーでその独特な空間と特製カクテルに魅了されます。
BAR 十誡とは
「好事家」の書斎をイメージしたブックバー。普段は目にしないようなミステリー小説や写真集、絵本を取り揃え、アンティーク調な家具が並び、ノスタルジックな雰囲気ながらどこかダークファンタジーな非日常を感じられるお店。インスタやTwitterで一気に人気が出たきっかけは「文豪モクテル」という、文豪の小説をイメージしたカクテル。非常に美しい見た目と繊細な盛り付け、カクテルの味が人気を集めています。
BAR 十誡の外観、内観
銀座駅と新橋駅の間くらいに位置しているお店。ビルの地下に入っていて、看板が路上に立っているわけではないため、秘密基地のようなかんじ。
地下へ向かい、メイドさんがお迎えしてくださり、店内に入るとその空間に驚きを隠せません。
薄暗い店内に壁が赤く塗られていて、アンティーク家具や人形など。「好事家の書斎」をイメージしているそうですが、なんだか黒魔術とか人体錬成の研究とかして亡くなった奥さん生き返らせようとしてそう。(完全に妄想)
書庫というだけあり、本に囲まれています。
こちらは2017年の秋ごろに訪れたのですが、美女と野獣の公開中であり、薔薇と本が置かれていました。
エドワードゴーリーの世界
好みは分かれますが、私が学生時代に魅了されたエドワードゴーリー。その絵本ががかなり揃っています。
アメリカの絵本作家で「絵本」という体裁でありながらとても子どもに読み聞かせてあげるような内容ではないもの。道徳観や倫理観などに訴えかけられます。「おぞましい二人」「うろんな客」「不幸な子供」は何度も読みました。これらの絵本をお酒を飲みながら読めるもの楽しみの一つ。
BAR 十誡のカフェタイムメニュー
十誡では「リトルアフタヌーン」「カフェ」「バー」と、3種類の時間帯でそれぞれ提供されるメニューが変わります。アフタヌーンやカフェタイムには基本的にノンアルコールを取り扱っています。
宮沢賢治『星めぐり~銀河鉄道の夜~』 1600円
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージしたモクテル。親友と銀河を旅するジョバンニの見た景色を再現。中にラベンダーシロップで作った寒天が入っているのですが、しゅわしゅわしていて不思議な食べ応え。星屑のような金粉が浮かびます。
『残月 ~ 山月記 ~』 1800円
中島敦の山月記をイメージしたモクテル。親友に別れを告げ、人間と虎との間をうつろう主人公を残月に見立てて作られたのも。自家製きんかんを蜂蜜漬けにしたものを使用しているのでかなり甘くて美味しいです。(2020年1月モクテル)
メープルリボンアイスクリーム 900円
くまちゃんのクッキーが刺さっている小さなパフェ。バーボン樽熟成のメープルシロップを使用。大人な味なのに見た目が非常に可愛らしくちょっぴり小悪魔的な一品。
自家製ラムレーズンアイスクリーム 1000円
砂漠で育てたモハベレーズンを二週間ゴールドラムに漬け込んだラムレーズンをたっぷり使用した一品。かなりラムがしみ込んでいるため、お酒が弱い方は要注意。レディーキラーなデザートです。
BAR 十誡のバータイムメニュー
バータイムでは美女と野獣カクテル(アルコール)を注文しました。
美女と野獣
かわいい~!!
白ワインにベルが野獣のお城まで向かう途中の雪道をイメージ。薔薇が散らばっているのも野獣の薔薇が連想できます。
(今は身に着けていませんが、4年ほど愛用していた美女と野獣の指輪を添えてみました)
軽く軽食が付いているのも嬉しい。
実はザクロシロップが一緒に付いていて、白ワインに入れます。すると、
その表情を変えます。オシャレすぎです。美女と野獣の世界観を表現されていて、これはファンにはたまらないのではないでしょうか。
最後に
メニューは毎月変わるようなので、いつ来ても本当に楽しい、そんな雰囲気最高のバーでした。
■平均予算(人):3000円以下(1杯の場合)
■利用シーン:女子会/オシャレ/おひとり様/観光/
■検索ワード:バー/書斎バー/モクテル/宮沢賢治/
ホームページ:https://www.zikkai.com/
営業時間:火~金 ティー 12:00~13:30(L.O.13:15)
火~日・祝日 カフェ 13:30~18:00
バー 18:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:月曜日
席数:25席
充電:なし
Wi-Fi:なし
住所:東京都中央区銀座5-1-8 銀座MSビル B2F
電話番号:03-6264-5775
アクセス:東京メトロ銀座駅C2出口 徒歩2分
JR有楽町駅 徒歩5分
備考:
※店舗情報は変更されている場合もございますので、予めご了承願います。
※情報の確認は、各店舗へご連絡願います。
今回は上野・御徒町エリアにある【廚(くりや) otona くろぎ】にやってきました。 私今回、一瞬でこのお店が大好きにな…
今回は銀座のアパレル系会社に勤める友人と銀座3丁目にある【APPARTEMENT 301】訪れました。 ここはとってもオ…
今回は上野・御徒町エリアにやってきました。 おじゃましてきのは【Molecu-L (モリキュール)】さん。 なんでもここ…