前編からの続きです。
尾花沢銀山温泉を出発し、山形駅まで向かいます。
そこからレンタカーをし、蔵王温泉へ向かいます。当日レンタルが可能で2000円ほどでできるのでとっても便利。
バスでも向かうことができますが1人当たり片道1000円以上するため、2人以上で向かう場合はレンタカーが便利。
また、時間の調整などがしやすいです。
蔵王温泉散策
なんと蔵王までは山形から車で25分ほど。普段は雪道で走りにくい車道も今年は雪が少なく、2月でも楽々と向かうことが出来ました。
蔵王に近付くごとに徐々に雪が降り積もっていきます。
そして到着。そこには温泉やスキー場などが広がります。
いたるところに温泉が湧き出ております。
独特な硫黄の香り。とくにこの地域は酸性の温泉が多いようで、皮膚に傷や肌が少し弱い方は、酸性濃度が低い湯が用意されているところを探すのがベター。
雪の階段を上り、参拝。
東京に住んでいるとあまり見られない積雪に感動します。
源七露天の湯
なんと大人が550円で入れる温泉です!しかも露天風呂で、雪の降る時期には雪見温泉が堪能できます。
本当に最高です。蔵王温泉・・・素晴らしい・・・。
お風呂から出た後は尾花沢名産、スイカサイダーをいただきます。
思った以上にスイカでおいしい!
蔵王の氷樹群
12月~3月の間の天候の良い時にしか見られない蔵王の氷樹群。40数日間のみロープウェイが動き、17時以降からライトアップイベントが開催されます。往復切符は大人3000円ほど。
山の上は氷点下のため、もちろん温かい服装必須。
私はこの日、スキニーにブーツという明らか登山には向かない服装だったため断念。
氷樹群を見られる際は天候に左右されるため、「必ず見たい!」という方は旅行プランに余裕を持たせると◎。
山形駅散策
山形駅に戻ってきてからはあとは帰るだけ。お土産買って、飲んだくれるだけです。
山田家ふうき豆本舗
山形の銘菓子「ふうき豆」の老舗である山田屋にやってきました。
山形駅から徒歩で10分ほどの距離にあります。
お店にはふうき豆だけでなく、他の和菓子も置いてあります。
ふうき豆はお土産用と自分用の2種類があって、箱に入っていると100円ほど値上がりはするものの、豆がつぶれず持ち運べるので、お土産用として持ち帰るのであれば箱がオススメ。
初めてたべましたが、すっごく美味しい!
甘納豆ほど甘くはなく、若干豆の塩味があり、1度これだけの量をぺろりと平らげる事が出来ます。
山形に来た際には是非購入して頂きたいお豆さん。
他にも最中などの和菓子も美味しかったです。
あきよし
山形に訪れたら是非訪れてみて欲しい、【あきよし】という居酒屋さん。
山形の郷土料理が食べられるだけでなく、とにかく渋い大将がさばく魚のお造りがとんでも美味しいのです。
シンプルな居酒屋メニューはどれも魅力的で、だけど選びやすいラインナップ。
そして本日のおすすめがこちら。
なんと一番人気の牛すじ煮込みは山形牛、米沢牛のみ使用。これは楽しみです。
カウンター席に案内していただき、
日本酒を選びます。
山形の地酒がたくさんある中で、「男山 からい酒」を注文。蔵王の日本酒だそうです。
熱燗でいただきました。なんと2合で630円って安すぎてびっくりです。
こちらはお通し。
お通しだけでお酒進みます。おいし~。
牛すじ煮込み。
なんと塩出汁ベースの牛すじ煮込み。もはやスープで全て飲み干せるほど美味しい。
牛すじも身が厚くて美味しい~。
こちらは山形名物芋煮。
美味し~!煮崩れしていないしっかりした里芋は口の中に入れた瞬間とろける~。
味付けもこの残り汁を使いまわしたいくらい美味しい。
極厚のお造り。
びっくりするくらい厚い切り身!これは豪華すぎ!
ぶり、鮭、生だこ、さわら、たいの5種類。
中でも時鮭(ときしらず)言われる鮭は収穫時期以外で稀に獲られる正真正銘の日本鮭。脂が多く、甘いその鮭は日本全国に回らず、地元北海道での取引で市場から消えてしまうほど人気だそう。
そんな鮭をこちらでいただけます。
他にもおばこさわらと呼ばれるさわらは山形県の庄内で獲れるようです。秋から冬にかけてぷくぷく太った身は上質な脂とぷりっぷりな身が絶妙。
生だこはその場ですぐさばくため、吸盤が動き出します。
〆は焼きおにぎり。
とにかくどれも絶品。美味しすぎます。なんとこれらすべて合わせて一人3000円。コスパ良すぎて驚きが隠せません。
ちなみに店内でパソコンを広げることは厳禁だそうです。
お店では仕事から離れ、癒しの場でありたいという大将の想いなんだとか。
S-PAL
山形駅構内にあるS-PALはお土産購入にうってつけ。20時までの営業のため、買い忘れてがあれば駆け込みで間に合います。
やはり、個人的にですが山形は日本酒!ということで買い忘れた方も日本酒を揃えているお店があります。
地酒がこんなに揃っていて幸せ。
なんと量り売りもあります。
待ち時間はスタバで
山形駅のスタバは22時まで営業。深夜バスの出発が22時20分からだったため、利用しやすいと思い入ることに。
山形駅周辺には23時まで営業しているカフェなどもあるので、出発が遅くなる方はそちらを利用するのも◎。
最後に
1泊3日の素晴らしい山形旅行でした。趣ある街並みや温泉、和食と日本酒。日本って素晴らしい国。
和食やお酒、温泉が好きな人は是非訪れていただきたいところでした。
最後に購入したお土産で締めます。
奥の細道 芭蕉最中
こちらは一目ぼれして購入した最中。確かな大きさと重量、甘さが魅力的な最中。
1個に3種類の味が集約されています。
これは美味し~。
玉屋総本店
山形の銘菓と言われる「のし梅」という梅をすり潰したものと寒天を練り合わせ乾燥させたお菓子。その中でも有名なのがこの玉屋総本舗ののし梅とそれに砂糖をまぶした「梅しづく」。梅好きやゼリーのような食感、味が好きな人にはたまらない一品。
作和庄
山形のゆべし専門店。くるみ、ごま、抹茶の3種類が楽しめます。餅の自然な甘みがクセになります。美味しい。
朝日町ワイン
旅行中に飲んだ朝日町赤ワインが美味しかったので、同じ会社のさくらんぼワインを購入。すっきりした甘さで飲みやすい。
甘めなのでペアリングはシンプルな料理やデザートが良いかも。
この2日間でめっちゃ食べましたー!東京戻ったらしっかり調整です。
日本三雪(豪雪地帯)である、越後高田(現新潟県上越市)、飛騨高山(岐阜県高山市)、出羽尾花沢(山形県尾花沢 […]…